ＣＤ｜FuGo（竹下史子、Aleksandar Petrović）｜『セルビアと日本の魂の交流』

販売価格: 1,000円（税込み）

JANコード: 4571581710191

Fugoはセルビア在住の竹下史子、アレクサンダー・ペトロヴィッチによるデュオ。

セルビアのアコーディオン演奏は、民族舞踊の伴奏という重要な役割を担うため、常に一定のリズムを刻んでいるのが大きな特徴です。緩急や強弱で音に表情を持たせることが難しいため、弾き手は譜面には表されていないトリリングで個性を表現するということです。バルカンや中東欧出身音楽家の超絶技巧の秘密はここにもあるのでしょう。

また、♪バナナタベタイ♪と拍をとる(！)７／８拍子や、長調と短調が入り混じる曲調など、セルビアの民族音楽や舞踊の多様性と特徴には、目、いや耳からウロコがこぼれおちます。

理論的には眩暈をおぼえるほどのカルチャーショック。そして耳には演歌にも通じる土臭さで懐かしささえ覚えるセルビア民族音楽をどうぞお愉しみください。

プロフィール：

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竹下史子　Fumiko Takeshita（アコーディオン）

セルビアでアコーディオンマエストロ、スラヴコ・ミトロヴィッチ・ツァーレ氏に師事。ベオグラードの民族舞踊団グラディミルに所属。舞踊団の一員、またはソロ・アコーディオニストとしてセルビアでのコンサートやテレビ番組に多数出演。在日本セルビア共和国大使館を含め日本でも公演を行う。セルビア民族音楽や奏法についても研究しており、「セルビアを知るための60章（明石書店）」では、セルビアの民族音楽と舞踊について寄稿。2019年5月にはCD「Serbian & Japanese Music～アコーディオン・篠笛・ヴァイオリンで奏でるセルビアと日本の音楽～」をリリース。

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アレクサンダー・ペトロヴィッチ Aleksandar Petrović （フルーラ、カヴァル、ほか）

フルーラやカヴァルなどのセルビア民族楽器のほか、ギターやコントラバス、各種打楽器など多くの楽器をマスター。民族音楽以外にも、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの音楽を演奏する。セルビア国営放送（RTS）の各種楽団、セルビア国立劇場楽団、多くのセルビア民族舞踊団の楽団、ベオグラード・ディクシーランド・オーケストラなどと演奏。多数の団体のアルバム録音にも参加。セルビア国内ではEXITやNisvilleジャズフェスティバルほか多数のフェスティバルで演奏している。海外ではヨーロッパ、アメリカ、中国、日本などで演奏。

曲目：

本CDは2019年11月24日に東京の求道会館で行われたFuGoのコンサートのライブ録音です。

01.浜辺の歌（成田為三）

Jesenje Lišće「秋の栞」（Traditional）　

02.Keremejli「ケレメイリ」（Traditional）

Čoček「チョチェク」（Traditional）

03.Pastirska pesma「羊飼いの歌」（Aleksandar Petrović）

　涙そうそう（BEGIN）

04.津軽海峡・冬景色（三木たかし）

Medero kolo「愛しい人へのコロ」（Ljubiša Pavković）

05.東京音頭（中山晋平）

　 Mosla banja「ニシュの温泉」（Dušan Cvetković）