ユーゴ解体から30年。あの紛争が現代世界に突きつけた課題を改めて考える。全面改訂版。


○ culture / 土地と歴史

『ユーゴスラヴィア現代史 新版』 柴 宜弘 著

販売価格
990円(税込み)
JANコード
9784004318934
メーカー
岩波新書
ブランド
柴 宜弘

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商品詳細

民族、国家、宗教、言語……。独自の社会主義連邦の道を歩んできたユーゴの解体から30年。暴力と憎悪の連鎖が引き起こしたあの紛争は、いまだ過ぎ去らぬ重い歴史として、私たちの前に立ちはだかっている。内戦終結から現在にいたる各国の動向や、新たな秩序構築のための模索などについて大幅に加筆。ロングセラーの全面改訂版。

著者紹介:
柴 宜弘(しば のぶひろ)
1946-2021年
1979年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了
東京大学名誉教授、城西国際大学特任教授(逝去時)。東欧地域研究・バルカン近現代史専攻
著書―『ユーゴスラヴィアの実験』『ユーゴスラヴィアで何が起きているか』(ともに、岩波ブックレット)、『バルカンの民族主義』(山川出版社)、『図説バルカンの歴史』(河出書房新社)、『バルカン史』(編、山川出版社)、『バルカン史と歴史教育』(編、明石書店)、『ボスニア・ヘルツェゴヴィナを知るための60章』(共編、明石書店) ほか
訳書―クリソルド編『ユーゴスラヴィア史』(共訳、恒文社)、マッケンジー『暗殺者アピス』(共訳、平凡社) ほか

目次:
はじめに

第一章 南スラヴ諸地域の近代
  1. オスマン帝国支配下の南スラヴ――セルビア、モンテネグロ、マケドニア
  2. ハプスブルク帝国支配下の南スラヴ――クロアチア、スロヴェニア
  3. オスマン帝国支配からハプスブルク帝国支配へ――ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
  4. 南スラヴ統一構想の胎動

第二章 ユーゴスラヴィアの形成
  1. セルビア王国の発展
  2. 第一次世界大戦と南スラヴ統一運動
  3. 擬制の「国民国家」の成立
  4. 進まぬ統合と「多民族性」の承認

第三章 パルチザン戦争とは何だったのか
  1. ユーゴスラヴィアの分割
  2. パルチザン戦争の展開
  3. 「第二のユーゴスラヴィア」の基礎

第四章 戦後国家の様々な実験――連邦制・自主管理・非同盟
  1. 人民民主主義期の改革
  2. 理念としての自主管理社会主義の出発
  3. 「七四年憲法体制」への移行

第五章 連邦解体への序曲
  1. チトー以後の諸問題
  2. 七四年憲法の修正と「連邦制の危機」
  3. 東欧変革の流れのなかで

第六章 ユーゴスラヴィア内戦の展開
  1. クロアチア内戦
  2. ボスニア内戦への拡大
  3. ボスニア内戦と国際社会
  4. 少数者アルバニア人をめぐる二つの紛争

第七章 新たな政治空間への模索
  1. ユーゴ解体の最終章
  2. ヨーロッパ統合と旧ユーゴ諸国の分断
  3. 地域アイデンティティの変容

終 章 歴史としてのユーゴスラヴィア

あとがき
新版追記
主要参考文献


発行年月日:2021/8/31
判型:新書
ページ数:298ページ
サイズ:17.3cm

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